かぐや姫の容態、ずいぶん治まってきた様子です。
病院へ行く道中、フルーツやインスタント麺などを買い、午前11時半頃病院へ到着。
今日は日曜なので、病院は休み。リハビリの看護師さん達も休みで、自主的に運動することが義務付けられています。
午後3時半にシャワー室使用を予約し、午後は昼食後隣室の方の部屋で話をしているので、私は病院近くの「昭和日常博物館」へ出かけました。
良く痴呆症状の患者さんを、子供の頃経験した昭和の雰囲気や道具を見せると、記憶が少し蘇り、病状を少し回復すると聞いたことがあります。
私、昭和26年生まれ、育ちが田舎暮らしだったので、ここの展示物は全て見覚えのある、また使用したものばかり。
全く懐かしいと同時に、見事に童心に帰れます。
こんな森永牛乳の自転車、重い牛乳瓶を荷台に乗せ配達する。いかにも頑丈で丈夫な作りの車体です。

ちゃぶ台のある4畳半か6畳くらいの狭い居間兼食卓、こちらは田舎生活でなく、ちょっとした町暮らしの借家住まいの家庭のようです。
ミシン、白黒テレビ、懐かしい装飾のカレンダー、カチカチと時を刻む柱時計、そして何故か布製の西洋人形、洋服は柱に打ち付けた金具につるしていました。


これら全て地元市民から寄贈されたものだそうですが、中には珍しいお宝骨董品もあ
りそうですね。


田舎暮らしだった私には、こんな家屋のほうが見慣れていました。
懐かしい農機具やかまど、五右衛門風呂です。
煙のススで黒くなった土壁の感じが見事に再現されています。




そして、ちょっとお金持ちのお家にはこんな雰囲気の応接間がありましたね。

こんな生活の場のホウロウ看板やトタン板の雰囲気は、私どもの年代では全て見慣れた光景ですね。








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