今日も板谷画伯に関するコメントをいただきました。


三彩という雑誌をご存知でしょうか。戦後すぐに創刊され、20数年前に廃刊になってしまいました。小出楢重の特集等、好きな美術雑誌です。といっても存在を知ったのは廃刊後ですが。国立国会図書館にも蔵書があり電子化されています。ダウンロード出来ればいいのですが機材の不備で出来ません。1968年12月号、通巻238号にmemeranさんが板谷房とお会いになった松坂屋での個展評(結構有名な記事らしいので)が載っているので現物を古書店から取り寄せて見ました。図版も7点掲載されています。ブログにもあった『平和のための宴』がカラーグラヒアで、また模写をされた2点と共に『タブローの前』もモノクロのグラヒアで掲載されています。偶然が引き合わせたのか、お買いになられたのは本当にいい判断でした。代表作で名品です。7点の図版の中に知人のもっている裸婦も掲載されていました。1958年の個展評が掲載されている月刊『美術手帖』は今の所、基本ソフトの不備で購入出来ませんが、板谷の死後発刊された、板谷のパリでの奮闘記が描かれている『芸術新潮』等も、まだ見ていませんが届いています。その他、パリやイギリスの古書店でも売っていますが1972年の遺作展の図録も届いており、見終わったら然るべき場所に寄贈する予定です。                                                       


私からの返信はこちらです。                           

    2020年07月07日 08:14

    〇〇様、いつもコメントありがとうございます。
    雑誌「三彩」よく古本屋で見かけました。板谷画伯はやはり当時も話題の人だったようですね。
    数日前から、板谷画伯からいただいた松坂屋画廊でのカタログを探して、すべての写真を撮影して、貴殿に報告したく思いましたが、相次ぐ引っ越しと片付けで、どこかの段ボール箱にあるはずですが、今だ探し当てず。
    小野様の熱意で板谷房画伯の実態が解明しそうですね。
    私ももう一度大事にしていたカタログを探してみます。


    私が模写した板谷画伯の絵画2点です。

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    「ローブの少女」 サイズF20号 製作期間2016年5月20日~8月28日

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    「ミニ・ジュープの少女」 サイズF15号 製作期間2016年5月31日~8月18日