今朝のメール「おめでとうございます!あなたが落札しました。」

念願かなっての伊藤清永画伯の裸婦像油彩画です。

いつも高額で取引され、リトグラフは過去数点購入しましたが、なかなか私の予算では購入できませんでしたが、今回念願かなって入札出来ました。

タイトル 赤いバックの裸婦    サイズ M6号

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写真は出品者の画像をお借りしました。

伊藤清永は1911(明治44)年兵庫県豊岡市出石町下谷(しもたに)に生まれ、白日会・日展を中心に活躍した文化勲章受章の洋画家です。繊細な色線を無数に重ねて描き出される豊麗優美な裸婦像で知られています。

岡田三郎助の薫陶を受け、東京美術学校(現 東京藝術大学)在学中の1933(昭和8)年第14回帝展に初出品、初入選。1936(昭和11)年の文部省美術展覧会監査展で選奨を受賞し、画家への道を歩みはじめました。

また、大学時代から出品を続けていた研究団体「白日会」では後年に会長を務め、後進の教育に尽力しました。
一貫して女性美の表現技法を追求し続け、70年近い画業で築き上げた温かみのある独自の画風は、現在でも見る人を魅了しています。

2001(平成13)年6月5日軽井沢のアトリエで制作後に急逝し、制作中であった「ばら」数点が絶筆となりました。