今日は女の子のお祝いひな祭りですね。

毎年愛知県豊田市足助町にて開催される「中馬のおひなさん」に行ってきました。

家から高速で約50分で到着、約1時間ほど中馬街道の足助宿場の町並みを楽しんできました。

中馬のおひなさんとは...?

足助の古い町並みに並ぶ民家や商家に古くから伝わるおひなさんや土びな(土人形)を玄関先や店内に華やかに飾り、道行く人々に町並み散策を楽しんでいただこうと始まった足助の大きなイベントのひとつです。
平成11年から地域活性化を目的に地元住民が一丸となって行っており、今年で26回目を迎えました。

中馬とは何ぞや?

中馬と書いて『ちゅうま』と呼びます。
江戸時代に、信州の馬稼ぎ人たちが作った同業者の組合のことで、「賃馬」、「中継馬」が語源と言われていますが、一般には、伊那街道(飯田街道)で物資の運搬に従事した全ての人々のことを指しています。
この中馬と呼ばれる人たちが行き来したことから、街道は別名『中馬街道』とも呼ばれています。そのため、街道の中継地点だった足助は、三河湾からの塩、信州からの米やたばこなどの山の産物が集まる交易都市として栄えました。

2024年 第26回 中馬のおひなさんin足助の紹介

重伝建地区足助の町並みでおひなさん
江戸時代後期から明治、大正、昭和、平成と続く足助の町並み。この通りに面して、「足助観光協会」「本町区民館(土びな会場)」「足助中馬館」を拠点に、約100軒の商家や民家に土びなや衣装びなが飾られる。特に素朴な土びなは三河の海岸部で作られ、中馬街道を通る行商人から足助の家々に残っていたもので、今では貴重なものである。『おひなさんマップ』を見ながらおひなさん巡りが楽しめる、足助に春を呼ぶイベント。