
そして、初めて見つけたツル科の木の花が可愛く、撮影しました。名前は分かりません。



そして、こちらは昨年の秋に見つけたハナミズキの赤い実が今、芽を出し始めた鉢です。

こちらクンシランと小さな花をつけたカトレア系の花、さらに葉が元気なシクラメンです。





10年以上続けてきたヤフーブログから移行してきました。 画家になりたいという、若い頃からの夢をかなえたくて、独学で模写から勉強しています。 また、好きな人物画を主に、有名無名を問わず気に入った絵画収集にも努めています。 他にも日々お出かけの日常などを紹介しています。
「安倍晋三回顧録」を読み終えて、
本書は472ページにわたり2020年10月から2021年10月まで衆議院第一議員会館1212号室で、計18回、36時間にわたって行われた未公開のインタビューを書籍化したもの。
今朝ようやく読み終えました。先週25日土曜日、日本経済新聞の読書覧「この一冊」にも紹介されていました。
亡くなられた現実があるにも関わらず、まだ生きれおられるような気がしてなりません。
優しい素敵な笑顔が印象的な安倍元総理大臣、民放にもたくさんご出演され、馴染みやすい存在、それでいて、国際的にも発言力を持ち、日本人として一番誇れる総理大臣でした。
トランプ元大統領との相性が良かったようですが、2019年国賓として来日、皇居で天皇、皇后両陛下とトランプ夫婦が会見するとき、「シンゾウは私と会うとき、いつもスーツのボタンをしているけど、私もしたほうがいいか」と聞いてきたので、「私の前ではしなくてもいいから、陛下の前ではボタンをしてくれ」とお願いしました。会見の冒頭では忘れていたみたいだけれど、その後、しっかりボタンを留めていました。
もうひとつエピソードを紹介すると、大相撲観戦後、六本木の炉端焼き店へ行くとき、「大統領専用車ビーストに同乗してもよいか?」事前のゴルフ場で伺ったら、シークレットサービスの反対を振り切ってトランプ氏がOK。発進後歩道にいた大勢の人が手を振るので「みんな手を振っているけど、シンゾウに振っているのか?それとも私に振っているのか」と聞いてきたので、「車の星条旗がたなびいているのだから、あなたに振っているんですよ」と答えた。すると嬉しそうにトランプも手を振るわけです。「でも、向こうから車内がみえないだろう」と言って、社内のライトをつけた。すると前に座っていたシークレットサービスが「ダメだ、電気を消して」とたしなめるのです。ビーストは2台で走っていて、どちらに大統領が乗っているのか分からないようにしているのですが、その意味がなくなっちゃうわけです。
するとトランプは「シンゾウ、大丈夫だ。この車は200発の弾丸を同じ場所に撃ち込まれても、貫通しないから」と自慢するのです。それに対し同乗していたメラニア・トランプ夫人が「201発目が来たら、どうするの?」と聞いて、みんなで笑いました。
トランプ氏の人間性がよく分かりますよね。
今国際情勢がきな臭い、いや現実にはウクライナ、シリアでは戦争が続く。各国指導者が自国の国益を表向きに正当化して国民に戦争参加させ、尊い命が奪われているのです。
所詮虫けらのごとく扱われている兵士たち。悲しいですね。人によっては虫けらにも尊厳をいだき、命の尊さを何よりも先に考える人もいるのに・・・。
最後のページは、国葬時の岸田文雄首相、菅義偉前首相、2022年7月12日葬儀時の麻生太郎元首相、2022年10月25日第210回国会衆議院本会議での野田佳彦元首相の追悼演説で終わっています。それぞれが安倍元首相に思いを寄せる弔辞を読むたびに涙がこぼれます。