2021年02月
今朝のメール「おめでとうございます!!あなたが落札しました。」
昨晩、あなたが最高落札価格ですを確認して眠ったネットオークションの絵画です。
日高画伯の絵は3作目、今回のタイトルは「願い」 サイズはF10号です。
写真は出品者からの画像をお借りしました。
過去の記事はこちらです。
これまで脚本家向田邦子の存在は知っいたし、テレビでいくつかのドラマも見てきた。そして台湾の飛行機事故で亡くなられたことも知っていましたが、今まで興味なく過ごしてきました。でも、今回の番組を見て気になる存在になり、ネットで古い本を購入し読み始めました。
今この2冊を読み終え、人間観察の深読み、表現力や神秘な才能に改め興味を持ちました。
久しぶりの読書、時々見慣れない漢字にどう読むのだったっけ、戸惑いながら前後の文章の流れから探り時々は正解、読めない字は辞書で探す。つくづく読書の大切さを思い知りました。
40代の頃は、渡辺淳一の作品が好きでそのほとんどを読み、男女関係の指南書として勉強しました。
また、中国単身赴任翌年の1995年4月から、日本経済新聞の小説欄に「失楽園」が連載され、3日遅れでホテルに届く日本経済新聞を楽しみに、展開の成り行きに一喜一憂したことも思い出します。
今から十数年前、叔父(父親の弟)から「個展を開くんだって?」と突然電話がかかってきて、何で分かったのか奥さんに聞いたら「主人は毎日、新聞を最初から最後まで一字一句読むのが日課ですよ。」と言われ、紙面上でわずか一行の展覧会案内コーナーの印刷を見逃さなかったのです。
若い頃から体が弱かった叔父、慢性の胃腸病に患わされ、子供時代他人から馬鹿にされてきたが、働くようになってから一変、努力と粘り強い努力家になり、亡くなるまで元気で、いつもニコニコと笑顔を絶やさない叔父でした。
私も少しは叔父を見習って認知症防止、いや既にその予備軍の兆候を自覚ておりますが、これ以上進行しない様、笑顔で毎日を過ごし、沢山読書して脳を鍛えなくてはいけません。
昨日は三岸節子記念美術館で「自画像展」を鑑賞した後、以前モクズガニを買ったおちょぼ稲荷へ立ち寄りました。
土曜日とあって人出は多く、相変わらず物価の安いこの地、両手に買い物の袋を持った人が多い。モズクガニは売っていませんでしたが、野菜やミカン、柿を買ってきました。
少々暑さを感じる気候、ソフトクリームが食べたくなって立ち寄ったお店に、白玉にソフトクリーム、その上にマロンクリームを山盛りにした商品に目移り、試しに食べてみました。
帰りに稲沢市にある荻須高徳記念美術館にも寄ってみました。
常設展と伊藤若冲の絵を西陣織で再現した展覧会を鑑賞してきました。
パリに住んでいたアトリエを復元した展示が良いですね。
荻須高徳記念美術館の過去の記事はこちらです。
先日訪れた愛知県美術館で貰ってきた東海の展会情報に、私の故郷一宮市の三岸節子記念美術館で「自画像展」を開催中と知ったので、今日出かけてきました。
黒田清輝
佐伯祐三
松本竣介
宮脇晴
甲斐仁代
絹谷幸二
靉光
東京芸術大学では、卒業前に自画像を制作する教科あると知っていたので、芸大へは進学できなかったが私も20、21歳の時に記念の自画像を描いたのです。
当時は変に大人を意識し背伸びして、それでいてギスギスしながら、仮の自信を持って描いていた記憶があります。その絵画はこちらです。
三岸節子記念美術館過去のブログ記事はこちらです。
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535575.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535634.html
先回の岐阜美術館への招待状に続き、昨日は愛知県美術館「GENKYO横尾忠則」の招待状が届きました。きっと私のブログにコメントをくださった○○様のお気遣いでしょう。昨日お礼のメールをしました。
本来週末の土曜日か日曜日に出かけようと思いましたが、平日の今日出かけた方が館内は空いているだろうと考え、出かけてきました。
横尾忠則は高校生の頃から好きな人で、我々の世代では若い頃の関口宏が司会するテレビ番組「ヤング720(セブンツーオー)」で毎週土曜日に、詩人の高橋陸郎や写真家篠山紀信らと一緒に出演していた記憶があり、当時私にとって一番憧れの存在でした。
憧れが妙なこだわりになり「私も横尾さんと同じように早くに結婚したいなァ。」と思うようになりました。
横尾さんが21歳の時に確か1歳年上の姉さん女房と暮らしていたことに刺激され、私も最初は22歳の時に、8歳年上の姉さんと結婚しました。結婚する時期は1年遅かったが、年の差女房では俺の勝ちだなんて変な勝負で満足するアホな若造でした。
グラフィックデザイナー、イラストレーターと言う職業にも憧れ、当時ほぼ同じ時期に名古屋出身の宇野亜紀良も個性的な表現の女性像で名を成し世の中で認められる二大看板でした。
こうしてブログを書きながら、いろいろと思い出す私の青春時代でしたが、横尾さんが1980年代に画家に転向されたことは知っていました。私個人的には、ポスター制作の完璧さに対し、絵画の方はあまり評価していませんでした。しかし、今回のおびただしい数の作品群や200号位の大作を沢山見ていると、やはり画家のバイタリティーと発想力に圧倒されました。
展覧会会場の最後の展示室は、作品を撮影しても良いとの案内がありましたので、嬉しくなりそのほとんどを撮影しスライド化してみました。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/
最後に、眺めが良い愛知芸術文化センター展望回廊からの名古屋の光景です。