今日は伊吹山ドライブウェイを通って山頂近くの駐車場まで行ってきました。
子供の時から育った郷里一宮からは、西の空にいつでも見られる一番大きな山でした。
当時誰でも知っていた言葉は「伊吹おろし」、冬になると伊吹山から吹き降ろす冷たい風、一月生まれの私ですが、冬は毎年足の指か手の指にしもやけが出来、おまけにぐじゃぐじゃにくずれる厄介なしもやけに悩まされていたので、冬が大嫌い。これは「伊吹おろし」の所為だと勝手に思い込んだりしていました。
大きくなって知ったことは、この背の高い伊吹山が無かったら、北西の風に吹かれて濃尾平野にもっと大雪が降ることを知り、やはりありがたい存在だったと気付きました。
小学校の校歌にも「伊吹山」と言う詞があったと記憶しています。薬草の山でも知られている日本百名山のひとつ、標高1377m、入口の伊吹山ドライブウェイ入口に表示された山頂温度27℃。
家庭でつけているクーラーの標準温度に期待をしながらドライブウェイを17キロ走行。
山頂駐車場から伊吹山山頂へはもう少し歩いて登らねばなりません。午前11時近くに到着しましたが、駐車場はほぼ満車状態、しかも雲が周辺に立ち込め、時間が経つとともに霧が出てきました。下界や琵琶湖の眺めは暫く居ても期待できず、20分程滞在して帰ってきました。
標高1000mを超える山頂付近で、沢山の赤とんぼを見たのが印象的、やはりここでは、秋が近づいた光景なのでしょう。
子供の頃から眺めていた伊吹山の形はこんな感じ。
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