2020年07月
今朝のメール「おめでとうございます!!あなたが落札しました。」
実は新井画伯の絵を最初に手に入れたのは、5年前の油絵です。
この記事はこちらです。
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1537907.html
その後、新井画伯の油絵をオークションで見かけることはなかったのですが、最近デッサン画がよく出品されています。その都度チェックして、過去にも何度か入手しました。
今回の作品はパステル画で、おそらく自身が主催の絵画教室で、指導のついでにモデルを描かれた作品でしょう。5点まとめての落札です。(サイズcm×40cm)
写真は出品者からの画像をお借りしました。
過去のマイコレクション記事はこちらです。
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1539048.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/5866974.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/5914741.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/5914796.html
昨晩は、私のコレクションの板谷房作「タブローの前」について、詳しくまた嬉しいコメントをいただきました。
作品はフランスキャンバスサイズ6号、タイトル「タブローの前」です。





コメントの内容は下記です。
1964年の『爪弾き』以降、少女・女性像が多くなり、その後、重苦しさのあった描線も色も徐々に軽やかになります。過渡期の代表作が1967年『平和のための宴』ですが、それ以降、自分のスタイルを確立した板谷は神話や物語を題材に、また源氏物語を背景に沸き上がるイメージを次々にキャンバスに描き留める作業に夢中だった様です。1968年の東京での個展で始めて生の板谷作品に接した評論家の植村鷹千代はパリでの十数年の鍛練と軽快になった色と輪郭を賞賛しこの後パリのアトリエも訪問しています。この時期、幾つかのバージョンが存在する作品が数点あり代表的なのは1968年作の『ローブの少女』と『ミニジュープの少女』でこれ以降、数作品に画中画等で見られます。『タブローの前』はこの2点を組み合わせたもので代表作2点を一度に見られる点で貴重な作品です。そして1971年8月、板谷は死にます。板谷の死と共に板谷と板谷の作品は美術史と人々の頭の中から忽然と消え失せます。
〇〇様、昨日に引き続きコメントをありがとうございます。
コメントの内容からしても、マイコレクションが有意義な作品であることを教えていただき、嬉しく思います。
「ローブの少女」「ミニジュープの少女」を模写した理由はブログでも書きましたが、この2作品も傑作に加えていただき、二重三重の喜びです。
文中に出てくる私が描いた板谷画伯の模写作品「ローブの少女」と「ミニジュープの少女」です。
参考作品「平和のための宴」60号




蓮の花で思い出すのは、私にとって第二の故郷、中国杭州の西湖に咲く蓮の群生。
周囲が約15キロの西湖には、本当に沢山の蓮が群生しています。
今頃の時期、早朝に蓮の花を見ながらの西湖散策は気持ちの良いものでした。
https://youtu.be/_b695W1Yk-U
今日の朝刊3面「三浦春馬さん自宅で死」の記事に大変驚きました。
同時に「Youは何しに日本へ?」の番組で「三浦春馬大好き」のロシア人女性のことがすぐに思い浮かびます。
「三浦春馬大好き」からネットで日本語を学び、ついに日本のホテルで働くまでに影響されたロシア人女性。
https://youtu.be/EKL_g9Y0rsY
この二人のロシア人女性の「三浦春馬大好き」を見るまでは、私個人としては、まったく知りませんでしたが、端正で爽快な顔立ちはいかにも銀幕のスターらしい風貌、一瞬にして私もファンになりました。
しかし30歳の若さで自ら命を絶つとは、このように西洋人からも慕われ、長身で、英語も堪能とのこと。国際的スターとしての夢でない将来もあったのに、誠に残念な一生です。
今日は近くの大型ショッピングモール「エアポートウォーク」へ出かけました。
大型書店で見つけた別冊太陽の「写実絵画の画家たち」を立ち読みし、気に入ったので購入。
私の個人的な興味ですが、画家のアトリエの様子を見ることに興味があります。
昔からよく言われることに「画家はアトリエを覗かれることに大変抵抗を持つ。」と言われてきました。
有名な話では、藤田嗣治は彼を有名にした乳白色の下地作りや画法を他人に盗まれないよう、慎重になっていたと聞く。危うく他人が入ろうとすると、描きかけのキャンバスに布をかけ隠したとか。
私が20歳前後の頃、名古屋の有名画材店に勤めていて、画家の家に出向き画材の注文を貰い届ける仕事もしていたので、有名な日展理事の鬼頭鍋三郎のアトリエへも自由に出入りさせてもらいましたが、「一般にはなかなか難しいことだよ。」と先輩方から聞かされていました。
今回手にした「写実絵画の画家たち」には。ホキ美術館コレクションの白日会の大御所画家をはじめ、若手の画家のアトリエ写真が掲載されていました。
以前私のブログで「アトリエの画家」シリーズを10回続けました。
ご興味があれば、下記をご覧ください。
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535694.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535700.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535701.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535707.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535709.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535727.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535731.html
http://atoriemimiran2.livedoor.blog/archives/1535736.html
今日の日経新聞夕刊に無名の画家「石田黙」の話が掲載。
最近よくコメントをいただく板谷房画伯のことを考えながら、「こころの玉手箱」推理作家折原一さんの記事に興味を持ちました。
この世界でも、有名になるには知名度のある展覧会などで優秀賞を取り、業界紙に話題にされるようになるか、マスコミで取り上げられない限り、なかなか有名にはなれない。
そして、有名人に共通することは、その仕事が好きでたまらなく、傍から見るとものすごい努力を続け、更に強運が付いてる存在者が超有名になるように思います。
そして今日はニュースやワイドショーで何度も見た藤井聡太棋聖の話題。
隣町瀬戸市に在住ということもあり、何度かこのフィーバーぶりを取材しました。
http://mimiran928.blog.fc2.com/blog-entry-340.html
渡辺明ブログより
▲68金と寄って左側は受かったと思っていましたが、ここから△46歩▲同銀△25金と右辺に展開されて、自信が持てない展開になっていきました。
▲59飛に誰でも浮かぶ△47桂は▲同金△同金▲78玉でむしろ先手が良くなるため「どういう狙いなんだろうか」と思っていましたが、△86桂は気が付きませんでした。意味としては▲78玉を防いでから△47桂ということなんですが△82飛が当たりになっているので、ただ縛るだけの△86桂は見えにくい手です。
番勝負をやると、手付き、仕草、息遣いなどで相手が形勢をどう判断しているか、なんとなく分かるようになりますが、自信ありという感じで△86桂を指されて、そこでこっちも手が止まったので、この将棋は負けたなと覚悟しました。
第3局のように持ち時間を残すという点では途中まではプラン通りでしたが、▲85歩(54分)▲95歩(22分)▲68金左(12分)と時間を使った割には形勢が良くならずにそこへ冒頭の図の△46歩が来て、終盤は△86桂が読めていないところで完全に競り負けました。
第1局は▲13角成から一気にスピードアップで「えっ、それで寄ってるの」とか思ってる間に負け、第2局は△31銀で手がありません、と。そして今回は中盤でピタッと追走されて△86桂で抜き去られる。と、負け方がどれも想像を超えてるので、もうなんなんだろうね、という感じです。
今後に向けてという点ではこの指し方を真似するのは無理なので、自分の長所を生かして対抗できる策を見つけるしかないと思いますが、(それが上手くいったのが第3局)
勝ちパターンがそれしかないのでは厳しいので、次の機会までに考えます。