昨晩落札参加した絵3枚の内、鈴池画伯の絵が1枚「おめでとうございます。あなたが落札しました。」とメールが送られてきました。
最後まで落札競争する気はなく、寝る前に自分で判断した最高価格を提示して、もし他の人が落札したなら、ご縁がなかったことにし、最後まで見届けなく翌朝の連絡を楽しみにさっさと寝ることにしています。
さてさて、今朝の連絡ですが、画家の経歴を紐解いてみると、私と同じ1951年生まれ。
しかし享年59歳、早くに亡くなられた惜しい存在の才能を感じています。
私には描けない表現、同世代を生きた同志のような親しみすら勝手に覚えてしまいます。
落札した絵画のサイズはМ10号(53cm×33.3cm)、タイトル「返事はしない」
ちょっと妙な表現のタイトル、絵はクリムトの絵に出てくるような女性のさびしげな表情。天才肌的な描き方と画題に何故か魅せられます。


画家のホームページより、若い時の自画像と写真を紹介します。

1976年(画家25歳)銀座タカゲン画廊にて
