昨晩放送のBS-TBS「滝川クリステルのフィレンツェ紀行 もう一枚のモナ・リザ」、放送予告時、カレンダーにチェックして興味深く見ました。
紹介されてたもう一枚のモナ・リザは、私の資料「モナ・リザ100の微笑」に掲載されているこの絵ではないかと思いましたが、こちらはカンバスに描かれたところが決定的に違うようです。

ただ、こちらの説明では「おそらく17世紀に描かれた模写、1950年に私有財産局によりルーブル美術館に分与。1979年11月26日、ソフィアでのテロ行為の際に、この絵は左下を破られた。」
昨日紹介された絵は、木に描かれており、木片や絵の具がレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた時期と一致すると研究結果が出たそうです。
ルーブル所蔵のモナ・リザよりも先に描かれたであろう、したがって少し若く見える。ルーブルのモナ・リザは彼が長い時間持ち歩き、どんどん手を加えて自分の理想の肖像にしたのだろう。
この絵の右目に「S]の字、左目に「L」の字が隠されている。Sは愛弟子のサライ、Lはリザの頭文字と判断すると言う研究者の発言。
相変わらず謎めいた「モナ・リザ」、ますます私は模写の仕上げに熱が入ります。