以前から非常に見たかった手筒花火の神事。今日の夜開催されるとあって出かけてまいりました。
この神事は地元吉田神社の境内で開催。
今春からこちら豊橋に住むようになってから初めての夏、名古屋よりも常に最高気温が2度程低く、海が近いせいか南風が吹いていて、正直名古屋の蒸し暑い土地よりも住みやすい感じを覚えています。
ところでこのお祭り、正式には豊橋祇園祭と呼ぶようです。今日はこの手筒花火がメインで、明日は神社隣の吉田川の河川で大花火大会があります。
手筒花火は、青年が先輩に教えてもらい、自分ですべて作るそうです。
手筒花火(てづつはなび)は、1メートルほどの竹筒に火薬を詰め、それを人が抱えながら行う花火である。手筒花火は、打ち上げ式ではなく吹き上げ式の花火で、その火柱は大きいものだと10数メートルにもなる。 愛知県豊橋市の吉田神社が手筒花火の発祥の地とされ、三河地方、静岡県の遠州地方で特に盛んである。
五穀豊穣、家内安全の祈願の為の奉納行事のほかにも、成年になる肝試しの意味のあるようです。
とにかく勇気のいる行動です。この特徴を読むとこう記してあります。
製造は、最初の竹を切るところから最後の火薬を詰めるところまで、全て自分自身の手によって行う。 点火すると、轟音と共にオレンジ色の火柱が上がり、仁王立ちの状態で放揚する。最後には「はね」と呼ばれる、爆発によって幕を閉じる。
降りかかる火の粉のなかにいるだけでも勇気がいるが、最後のドォンとごう音とともに足元にロケット噴射のような火花が散る。勇気とともに覚悟を決めての真剣勝負。皆とても勇壮です。
まずはその勇壮な手筒花火のスナップをご覧ください。