今日は温かい陽気に誘われて、自転車で地元の「イチョウまつり」に出かけて参りました。
ここは銀杏の里、稲沢市祖父江町、昔から銀杏の栽培が盛んな産地です。
あたり一面の畑や家の周りにイチョウの木があり、異様な臭いとともに黄色に色を染めた葉っぱが、澄みきった秋空に映えます。
銀杏の種類も何種類かあり、生育時期や形、大小など特性があるようです。この地域では「金兵衛」「久寿(久治)」「栄神」を生育しているようです。
収穫に都合がよいように、枝を横に伸ばし街路樹のように上へ上へと伸ばされていないので、なんとなくイチョウの枝振りに違和感を覚えるのですが、でも、歴史ある産地なので樹齢200年以上にもなる古木もあります。
その一つがこちら「イチョウの乳」と呼ばれてるこの形。
その一つがこちら「イチョウの乳」と呼ばれてるこの形。
実は木の根で、こうして古木になると栄養や空気を取るためにか、幹の途中から根が出てくるそうです。
老木の幹を支える太い太い幹と根元、本当に長い間風雪にも耐えてきた忍耐力を感じます。
とかく謎の多い樹木イチョウには、私達大変お世話になっておりますね。思い出に残る校庭にあった大木。美しくロマンチックな街路樹の並木やイチョウの葉茶、美味しくて栄養価の高い実を食べたりと。
最後に、稲刈りが終わってもうすぐ初冬を迎えるであろう、晩秋ののどかな日本の田舎風景をご覧下さい。