泰西名画模写画とオリジナル絵画、コレクションの作品紹介

10年以上続けてきたヤフーブログから移行してきました。 画家になりたいという、若い頃からの夢をかなえたくて、独学で模写から勉強しています。 また、好きな人物画を主に、有名無名を問わず気に入った絵画収集にも努めています。 他にも日々お出かけの日常などを紹介しています。

2009年10月

芸大生の絵を購入

先のブログ記事で紹介した最後の絵、かなりインパクトがあります。

一度見て忘れられない。記憶に残り続ける絵は良い絵という基準値で考えている私にとって、再びこの絵に出合う機会がありました。

お腹が空いてきたので、学生が運営する居酒屋風の模擬店で食事をし、

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次に訪れたギャラリー兼食事処のとある模擬店、「どんな絵を見せてくれるのだろう?」と思って入ったら、さっき見た作家の絵が2枚展示してる。

その内の1枚がとても面白い。私には描けないタイプの絵。値段を聞いたらポケットマネーで充分な価格。
即、購入を決め持ち帰ってきました。

久しぶりのマイコレクション、それがこの絵です。

タイトル  Do you wan’na come?
作者  NYさん
サイズ F15号

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学園祭 愛知県立芸術大学

今日は、愛知県立芸術大学の学園祭に出かけて参りました。

昨年のブログ記事はこちらです。http://blogs.yahoo.co.jp/atoriemimiran/35267965.html

ほとんど変わり映えしない学園祭ですが、何だかここへ来ると将来、大芸術家の卵がいるのではないかと
期待してしまいます。

学園内のステージと模擬店の数々

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日本画展の中で目に付いた作品群

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この学園で私が一番好きな石膏デッサンの教室

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そして、今日ここを訪れて一番気になった絵は、資料館で展示してたこの絵です。
100号程の絵で、どこかに奈良美智の絵の様な怪しげさが魅力的。

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筧忠治展

今日の午前中、一宮三岸節子記念美術館で開催中の「筧忠治展」を見て参りました。

タイトル副題に「自画像を描き続けて80年」・・・すご~い人がいたもんだのひと言。

展覧会の御案内はこちらで http://s-migishi.com/tenran/index_2.html

我が郷土出身の画家で、全国区では無名に近いかも知れないが、彼の絵を見た者はあの淒ましい眼光のデッサンに、一度見たら忘れられないほどの迫力、不動明王に出くわした様なショックな衝撃が、伝わる絵ではないでしょうか。

私が高校生の時、同級生にこの筧(かけひ)という名字の娘がいて、今まで聞いたことのない名字だったが、出身の旧尾西市(今は一宮市、三岸節子さんのご出身地)には数軒ある名字で、きっと筧忠治さんもこの地域のご出身と想像した。

筧忠治(1908~2004)は、現在の一宮市萩原町東宮重に生まれ、同市小信中島で機屋(はたや)を営む父のもとで幼少期を過ごしました。

9歳の時に、名古屋市中区上前津に移転し、高等小学校卒業後に愛知県測候所(現、名古屋地方気象台)に勤務するようになってから画家を志しますが、画壇との交流もなくほとんど独学で絵を描き続けました。

絵の様相とはとても似つかない穏やかな風貌の画伯(1999年10月31日撮影、91歳)

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「藤蔓(ふじかずら)を冠した自画像」(1935年頃)

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「正面の顔」(1956年頃)

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「藤蔓を冠した年老いたる自画像」(1996年10月)

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油絵「男の像Ⅰ」

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油絵「セーター姿の老人像」

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油絵「虫眼鏡を持てる老母」 197cm×160.5cmの大作だが、絵の具の厚塗りときたら普通でない、まるでコンクリト壁の様な分厚さ。

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そして猫のデッサン、私が尊敬する藤田嗣治画伯も猫好きで、沢山の猫の絵があるが、筧さんは眼光鋭い野良猫ちゃんたちをモデルにしてるところが、この人らしい。

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再び晩年の筧画伯の穏やかな表情(1999年10月31日、91歳)。
「ミーミーラン、女ばかり描いてないで男や風景、花なども描いてみなさいよ。」と言われてるような気がする。

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こんな表情を鏡に映してデッサンされてた様子。(1999年11月3日、91歳)

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自宅アトリエにて(2000年4月12日、92歳)

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塩尻ワイナリーフェスタと松本城

前のブログ記事の続き。

この時期、塩尻のワイナリーが8社も点在する桔梗ケ原一帯のワイナリーが今年の新酒販売を兼ねて、試飲会やそれぞれに企画したおもてなしで、見学者をもてなしていただけるワイン好きな方々には、好評のイベント。

車運転手の私は、試飲する訳にいかずもっぱらジュースを飲んで我慢、ガマン。

最初に訪れたのが井筒ワインさん

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次に、林農園(五一ワイン)さん

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試飲コーナーやボトル詰めコーナー

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工場見学、美酒が眠っている地下倉庫

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ブドウ畑、糖度16度以上の甘い、甘いブドウたち、こんなに甘いブドウは、初めてでした。
お土産に3パック購入しました。値段はたったの3パックで600円です。ヤッタね。

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夕方、松本の帰りに改めて立ち寄ったサントリー塩尻ワイナリーさん

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信濃ワインさん、ここでかぐや姫にと果肉入りワインを赤、白それぞれ1本づつ購入。
近々帰国する予定のかぐや姫へのプレゼントで~す。

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国宝松本城

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お城の広場で開催されていた、火縄銃の実演

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お城の正面門前の街並みで見つけた古本屋さん

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信州の秋

今日は早朝から信州へのドライブ。

先週から娘と約束してた、久しぶりの遠出。

娘からの誘いで、何か目的があったようでしたが、その一つが松本で友達がイタリアン料理の店を出店したので、そのお祝いと、私が予測した通り、「塩尻桔梗ケ丘のワイナリーフェスタ」ワイナリーめぐりでした。

まずは午前中に着いた旧中山道の奈良井の宿です。

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こちら木曽路は秋真っただ中の光景、宿場の玄関やお庭から充分に感じたスナップの数々です。

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続きはこの後の記事をご覧ください。

「フローラ」手直し

パルマ・イル・ヴェッキオ作「フローラ」、今年の7月10日のブログ記事で、一度は完成としましたが、やはり今改めて見直すとダメだし。

当時の記事は、こちらです。  http://blogs.yahoo.co.jp/atoriemimiran/39510923.html

パルマ・イル・ヴェッキオ作「フローラ」、今年の7月10日のブログ記事で、一度は完成としましたが、やはり今改めて見直すとダメだし。

只今、手直し制作中です。今日の進行状況はこんなところです。

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再び「モナ・リザ」

再び「モナ・リザ」ですか?と思われる読者の方もおみえでしょうが、これで最後です。

完成したと発表してた「モナ・リザ」の模写画、昨日の朝見てたら、モナ・リザの左腕が衣類の下をとおってない印象の平面的な部分を発見。すぐに手直しです。そして出来上がった「モナ・リザ」がこちらです。

撮影が照明の関係で、以前のブログ記事に掲載した写真は少し明るすぎたかもしれません。
こちらが実際に模写した絵の色彩に一番近いと思います。

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夜、これが「モナ・リザ」模写最後の念押しと覚悟して、絵の裏に「謹模写、レオナルド・ダ・ヴィンチ様、モナ・リザ」と記し、制作年月日とサインを入れました。

ついでに記事を続けますが、某書籍にこんな記事がありました。

世界には、70枚近く「モナ・リザ」のコピーがあるとのこと。私の感じではもっと多いのではないでしょうか。

有名な美術館やコレクターに所蔵されている「モナ・リザ」のコピーが資料として紹介されていましたので、ご覧下さい。

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以前記事にしたかもしれませんが、豊田市美術館にレンブラント作「バテシバの水浴」の模写画が展示されていました。

この模写画の完璧さに大変驚いたことがありましたが、「模写画もこうして陽の目を浴びるような出来のいいものならば素敵だなぁ」と思ったことがありました。

参考までに、レンブラントの「バテシバ」作品はこちらです。本物は現在ルーヴル美術館が所蔵、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

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私の描いた模写画「モナ・リザ」はミーミーラン美術館で毎日展示いたしておりますので、ご自由にお気兼ねなくご覧下さい。

素人ちんどん祭

今年も出かけて参りました、「素人ちんどん祭」。

昨年初めて見た「ちんどん祭」、一宮市萩原町の恒例行事の様で、春と秋に開催されるチンドン屋さんを呼んでのイベント、結構有名の様子で大勢の人出で大賑わい。

昨年の記事は、こちらをご覧下さい。  http://blogs.yahoo.co.jp/atoriemimiran/34973252.html

この商店街の商業感謝祭として今年は「第5回素人ちんどん祭」。

春に開催の時はプロのチンドン屋さんの大会で、これまた大勢の参加者と見学者で賑わうそうだが、こちらの方にはまだ来たことがない。

とにかく、昭和レトロを感じる広告塔、チンドン屋さんの行列です。

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最後は、参加者一同がメイーンステージに上がり、今年の表彰式が行われました。

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他にも「鯱ほこ連」による阿波踊り

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私らの年代と思しき、エレキギターサウンドのグループによる演奏

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アコースティックギターの演奏によるアリスの歌声

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そして、今回も楽しみにこのお祭りに来た第一の理由は、サンバ踊りのパフォーマンス

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このお祭りの最後は、彼らの賑やかな音楽と派手な衣装によるサンバリズムが締めました。

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「小椅子の聖母」模写画完成

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ラファエロ作「小椅子の聖母」、原寸は直径71cmの板絵ですが、私は直径30cmの麻キャンバスに描きました。

とりあえずここらで完成とさせていただきます。

この絵に関しての記事を添えておきます。

フィレンツェからローマに招聘されたラファエロは、30代の入って円熟期を迎え、サンピエトロ大聖堂の建築主任を務めるなど多忙を極めていた。

多くの注文に応えるために、工房の弟子に下絵を任せていると酷評する者もいたが、「小椅子の聖母」は、画家自ら描き、そんな酷評を一掃した傑作である。

聖母はイエスを膝の上に抱き、本来は無理なポーズをしているが、円形の画面の曲線に沿うように描かれたその姿に不自然さはない。

左右には洗礼者ヨハネと小椅子を配し、巧みに絵画空間を構築している。

トンドと呼ばれるこの円形画は、「円は無限の宇宙を表す」と考える新プラトン主義を背景に、ルネサンス期に流行した。

レオナルド・ダ・ヴィンチの安定感ある三角形の構図とぼかしの技法や、ミケランジェロの力強い肉体表現などを取り入れ、親しみのある、まるで肖像画のような聖母子像を江木多ラファエロ。

本作は「聖母子の画家」と異名をとるラファエロの最もバランスのとれたトンドである。

「小椅子の聖母」手直し

こちらラファエロ作「小椅子の聖母」は、今年1月18日にミーミーラン美術館入りさせ、

ずっーと壁にかけて飾っていたのですが、最新の画集を見ると、全然色彩が違う。


以前、これで良かれと思っていた完成品?

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先ほどまで再度手を加え、改めて手直し中です。

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完成までにもう少し時間がかかりますが、まったくこの絵には泣かされます。

その都度、色彩の違うお手本が見つかり、作品の印象がまるで異なってきます。

今回こんなことに妥協しないでやり直すことは、多少は目が肥えてきたのかもと、少々の嬉しさも実感しております。
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