泰西名画模写画とオリジナル絵画、コレクションの作品紹介

10年以上続けてきたヤフーブログから移行してきました。 画家になりたいという、若い頃からの夢をかなえたくて、独学で模写から勉強しています。 また、好きな人物画を主に、有名無名を問わず気に入った絵画収集にも努めています。 他にも日々お出かけの日常などを紹介しています。

2009年01月

美術館めぐり・温故集成館

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昨日久しぶりにお千代保稲荷へ行ってきました。

商売繁盛の神様として知られ、年間約200万人の参拝者で賑わっているとは、「おちょぼさん」の愛称で親しまれているパンフレットの見出し。

今までに何度も訪れていながら、ここに美術館があることは知らなかった。

「温故集成館と名ずけられたこの美術館、入館料無料で狩野探幽、円山応挙、河合玉堂の掛け軸や絵画のほかにも、日本、中国、韓国、タイ安南の古陶器や抹茶茶碗などの美術品を、年に3~4回入れ替えて展示しています」とは、案内書の説明。

ちょうど昨日は、「平成21年 新春展」を開催していて、運よく良い作品に出会うことが出来ました。
加藤唐九郎、荒川豊蔵、加藤卓男といったそうそうたる陶芸作家の作品や森田曠平、加藤栄三、守屋多々志といった日本画家の作品、中国や朝鮮の骨董陶器や青銅を鑑賞することが出来ました。

ギュスターヴ・クールベ

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クールベは中学生時代から好きな画家の一人、今日「ある画家の生涯、ギュスターヴ・クールベ」マリー・ルイーゼ・カシュニッツ著 鈴木芳子訳の本を読んでいて、備忘録にも残したい印象的な文章があった。

ジャン・デジレ・ギュスターヴ・クールベ
1818年6月10日フランス東部フランシュ・コンテ地方の小都市オルナンに生まれる。
1877年12月31日死去(享年58歳)

クールベはいかなる助言にも耳を貸さず、独学で絵を学びたかった。ひたすら練習し、ひたすら大家がどうやって成功したか、どうすれば彼自身にとって最上のものを描くことができるか見出そうとした。

自立したクールベは、毎日何時間も一般公開の小さなアカデミーで過ごした。毎月6フラン出せば、特に授業料を払わなくても、生身のモデルをデッサンし、描き、彫塑をすることができた。

日曜ごとに友人のボンバンと一緒にルーヴル美術館に足を運び、作品を鑑賞し、感嘆し、非難した。「ラファエロは才気を欠く。おもしろい肖像画もあるが、思想というものがまったく感じられない」「ヴェロネーゼはちょっとしたものだが、弱点もなければ、やりすぎもない画家だ」「レンブラントは利口者を魅了し、愚か者を打ちのめし茫然自失状態にする」等々。カラヴァッジョや他のボローニャ派の画家たちのテクニックを徹底的に研究した。

これらの偉大な、熱賛する数々の絵の前でクールベは何時間もすごし、線という線、色調という色調を脳裏に刻み込んだ。持ち前のなみはずれた勤勉さで模写を始め、いにしえの巨匠の作品のみならず、ジェリコーやドラクロワといった同時代の作品も習作用に選んだ。

クールベの芸術家魂の根っこはロマン主義にある。ロマン主義を脱却し、さらに成長するたねに、ひとまずロマン主義に帰依し、躍動感あふれる線や輝くような色彩を自作の最初の表現様式とせねばならなかった。

かくして時代好みに適う初期の作品が生まれた。素材にはジョルジョ・サンドのいわゆる情念小説「レリア」、ヴィクトル・ユーゴーの有名な詩から囚われの「オダリスク」ロマン主義的粉飾をほどこした旧約聖書から「ロトとその娘たち」「ファウスト」から「ヴァルプルギスの夜」が選ばれた。

クールベは文学には関心がなく、一度も見たことのない人物に説得力ある生命を吹き込むだけの空想力が欠けていたので、これらの絵は皮相な模倣でしかなかった。しかしながら彼が片意地な確信を持って、まもなく彼にふさわしい画法を見出すと、アトリエの同僚たちは、何やら感動をもたらす独特なものとしてのその画法をまねた。

クールベは大きな板に油を染み込ませた灰色の厚紙を張って描いた。彼の回りには大きな絵の具箱、安価な絵の具の容器が散らばり、何よりもお気に入りの道具はパレットナイフだった。

パレットナイフでじかにパレット上のどろどろした絵の具を混ぜ、カンバスに平塗りし、配置し、暗色の表面を細心の注意を払いながら削り取り、より明るい色に変えた。ワイルドな黒髪が顔の回りを額縁のように囲む長身でやせ形のクールベはイーゼルの前に立ち、何日も休むことなく、何かに憑かれたように描き続けた。

手先の天才的な器用さから、ほどなく大家たちのテクニック上の妙技を易々と意のままにできるようになったが、満足できなかった。当時のいかなる流派も、彼を表現へと駆り立てる不屈のゆるぎない意志を満足させることはできないと知った。

焦燥感を募らせながら、いつ訪れるとも知れぬ一念発起の瞬間、他ならぬ自分自身に対する決意と誓いの瞬間を待った。

只今、制作中(9)「岩窟の聖母」部分

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ダヴィンチの「岩窟の聖母」の部分画の模写がだいぶ仕上がってきました。

もう少し細部を描がけば出来あがり、今日現在は写真の状況です。

ラグーナ蒲郡

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今日は、午前に家を出てラグーナ蒲郡へ出かけました。

あいにくショッピングセンターの方は、全館改装工事のため、お魚市場やレストランは

休業、アウトレットの店も12日からの閉店セールで売り尽くし、商品数も普段の3分の2

程度の品揃え。

外国タバコとかぐや姫がかねてから欲しかったそうな長い枝のパイプと香水、衣類を買い、

ラグーナ蒲郡を後にして、吉良、一色のお魚市場へ立ち寄り、夕食に牡蠣とミル貝、イカの

姿焼、エビせんべいを買ってブラブラと帰ってまいりました。

写真の上2枚は昨年の夏に撮影したもの、最後の1枚は本日の撮影です。

ミーミーラン美術館10「西洋人形」

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やはりオリジナル作品「西洋人形」2006年8月10日制作。

サイズはF4号(32.5cm×23.5cm)

ミーミーラン美術館9「パリの夢」

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たまにはオリジナル作品も紹介しましょう。

「パリの夢」初めての海外旅行でイタリア、フランスを10日間で駆け回る旅行。

それでも憧れの地に足を踏み入れたことが、感動的だった20数年前。

この作品は1991年制作、サイズはF4号(32.5cm×23.5cm)

絵を描き終えてからの楽しみの一つが、額選び。

人が衣装でイメージが変わるように、絵も額がマッチしてるかどうかで、

生え方が異なってきます。

今回の絵では、私は一番上の額選びをしましたが、参考までに別の額に入れた

写真も掲載しておきます。

日展 東海展

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今日から愛知県美術館ギャラリーで開催の第40回日展東海展にお昼、かぐや姫と出かけました。

毎年展示作品のスタイルはほぼ同じ感じで、初日の今日、やはり大勢の鑑賞者で賑わっていました。

かぐや姫を連れだって日展を鑑賞したのは初めて、気に入った絵だけを見て二人で批評。

「貴方の絵は、こういう立体感がまだ浅いわよ。」とか僕の絵と比較する鋭い突っ込みが襲いかかる。

もっか彼女は、冷静に僕の絵に対して的確な批判をしてくれる良きパートナー。

これからも修練修練で頑張らねばと思う今日この頃です。

ミーミーラン美術館8「アレクサンドレィアの聖カテリーナ」

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ラファエロの模写画シリーズを続けます。

本日は「アレクサンドレィアの聖カテリーナ」の模写画です。

本画は私2作目の作品、30年前にも一度描いたことがある。

今回は2005年7月8日制作、サイズはF10号(53cm×45.7cm)

この絵も古典的な額に入れてミーミーラン美術館収蔵。

ミーミーラン美術館7「ラ・ヴェラータ」部分

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昨日に引き続き、ラファエロ作「女性の肖像(ラ・ヴェラータ)」の顔の部分を

模写しました。

2006年9月21日制作、サイズはF4号(32.5cm×23.5cm)

これは古典的な額に入れてミーミーラン美術館収蔵。

長島温泉「湯あみの島」

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今日は午前に家を出て、1時間程で長島温泉に到着、先にアウトレットを見学し、

お昼に「湯あみの島」で食事をして、半日温泉に浸かってのんびりした休日を過ごしました。

温泉好きのかぐや姫、ご満足の様子。

久しぶりに訪れた長島ですが、アウトレットの夜の光景は初めて、以外に綺麗だったので

写真を撮ってきました。
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