同郷、一宮出身の中島義行画伯の絵をまたまたゲットしました。

一昨日の夜、ネットオークションでこの絵を落札するために、落札予定時間を1時間以上も延長し、深夜まで起きて粘りました。

大きな絵です。P40号(フランスサイズ100cm×73cm)美術館で展示するくらいのサイズで、私のちっぽけな美術館では大きすぎて飾れませんが、「どうしても私が落札して手に入れる運命なのだ。」と言い聞かせ、粘り粘って「おめでとうございます。あなたが落札しました。」

今日の午後届いて、その大きさにビックリ、大事に大事に梱包を解き裏板を額縁から外して絵をチェックしたら、やはり経年もの、かなり汚れていて、絵具の剥がれも目立ちます。

1975年制作の作品だから仕方がないとして、額から絵を離し、表面の汚れを落とそうとしたら、次々にひどく剥がれていき、途中でストップ。

この状態を少しでも維持し、後で修復するしかないと思います。

以前も中島画伯の古い絵では経験してきていることです。

以前の記事はこちらです


どころで問題の絵ですがこちらです。

姉妹でしょうか、室内で大きなネックレスを付けてあげるシーンです。

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問題の大きな剥離部分です。

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絵の部分にも細く書かれた独特のサインがありますが、キャンバスの裏面に大きく「Madrid de 17 Mayo de 1975](1975年5月17日、マドリッド)と書いてあります。

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おそらくスペインに渡って間もない頃、展覧会にでも出品された絵画ではないでしょうか、非常に貴重なお宝ものです。