今日の午後、隣町の豊田市へドライブに出かけました。
一番の目的は、いつも無料で利用させていただいている鞍ケ池アートサロンの見学。インターネットで検索したら、只今「春への足音」開催中、出品目録を見たら、私の大好きな藤田嗣治画伯の「立てる裸婦」も出品とのこと。ついでに豊田市美術館まで足をのばせば、藤田画伯の絵も所蔵しているので見られるかもしれない。
このところ毎日「モナ・リザ」の模写制作に明け暮れていて、他人の絵をじっくり見る機会を損なっていました。
絵画も好きですが、お金は無いけど車も大好き。そんな訳で最初に「トヨタ会館」へ。
天下のトヨタ様、どこも無料で見学させていただけ、まことに嬉しいです。
天下のトヨタ様、どこも無料で見学させていただけ、まことに嬉しいです。
最初に手に入れた車はトヨタの中古のコロナ、それからカリーナ、シルビア、ブルーバード、サンタナと3回日産系の車に乗りましたが、中国から帰ってからは再びトヨタ車に乗り続けています。
いつかは乗りたいレクサスLFA、何と素敵な車でしょう。
「夢が実現しないから夢は夢だ」と天の声が聞こえてきます。
「夢が実現しないから夢は夢だ」と天の声が聞こえてきます。



次に、目的地「トヨタ鞍ケ池記念館・アートサロン」、年に4回ほど展示作品を入れ替え展示されています。
さすがに世界のビッグカンパニー、所蔵品の内容が素晴らしい。国内外の一流作品ばかりです。
トヨタの記念会館内には、トヨタ自動車の歴史を分かりやすく展示する施設がメインですが、併設された奥の建物は、各国からの来賓を迎える迎賓館だと聞いたことがあります。

美術鑑賞の後は、鞍ケ池公園内の温室植物園へ。
ランの花々、ハイビスカス、緑濃い熱帯の植物、暖かい地方が私は好きです。



その後、初めて訪れる矢作川勘八峡近くに出来た「豊田市民芸館」、ここも入場無料で嬉しい限り。
もう少し時間が経つと梅が開花し、そのあと桜の見学が楽しみな場所です。


最後に「豊田市美術館」へ行ってきました。
ここはさすがに無料とはいきませんが、500円の入場料で「愛・知のリアリズム」を開催中でした。
もちろんこの料金で常設展もすべて見られたのですからお得です。
入館してすぐに岸田劉生の自画像や麗子像、風景画が沢山展示されている。
ホキ美術館の開館前から、ここ最近は超リアリズム絵画のブームで、作品も高値で取引されているようです。
ここに展示されている宮脇晴、大澤鉦一郎、木村荘八、伊藤敏博、加藤延三、水野正一、藤井外喜雄、山田睦三郎など多くは1920年前後に描かれた自画像や人物画の数々、いずれも熱情が伝わってくる絵画ばかりで、圧倒されました。
今私の絵画にこの様な迫力はあるだろうか?中川一政の絵も4点ありましたが、晩年の厚塗りした絵画と異なる素直な写生画が綺麗でした。



「知のリアリズム」「愛のリアリズム」2部構成で総作品数129点、大変見ごたえがある展示会でした。
一方、所蔵品展示では、残念なことに藤田作品は展示されていませんでしたが、クリムトの「オイゲニア・プリマフェージの肖像」エゴン・シーレの「カール・グリューンヴァルトの肖像」は展示されていて鑑賞してきました。
いずれも大作で、見ごたえのある作品ですが、いつも思うことは、「額縁が惨めだなァ~。もう少し良い額縁を作って飾ったら良いのに・・・。」