しとしとと小雨が降り続く天候の日は、何となくディスコ曲でもかけて絵筆を持つのが日課です。
天気のよい日は、何となく部屋に引きこもって絵を描く気分ではありません。これからしばらく梅雨状態になれば、模写画の制作も少しははかどるかも知れません。
改めて、モナ・リザの解説書を読みなおすと、輪郭線というものがほとんど見えないこの絵は、すべてが光と影の微妙なニュアンスで描き出されている。
レオナルドらしい空気遠近法による背景の湿潤な風景と、前景に威厳をもって座る女性像との調和のとれた一体感も、この絵の見どころのひとつだ。
この絵がレオナルドの芸術の頂点を極めて事は間違いない。
かようなことが記されている。少しでもこの解説者の意にかなう絵にするにはまだまだ精進しなければなりません。
