最近オークションに興味深々のミーミーランですが、最近落札した絵画の中でも最新の裸体画について、今日ハッと気づきました。

皆さん絵画にご興味のある方なら誰しもご存じのゴヤ作「着衣のマハ」「裸のマハ」、藝術新潮の記事を読んでて今回手に入れた韓国人画家、裵命鶴作の「裸婦像」の構図は頭の位置が左右反対だが、モデルにポーズを依頼する際、意識の中に「裸のマハ」の構図があった気がしてなりません。

頭部後方に大きな枕があり、腕の位置こそ違え全体のポーズは良く似ている。

ゴヤの名画「着衣のマハ」「裸のマハ」はこんな絵でしたね。

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ご承知のようにこの2作が描かれたのは1798年から1805年頃とされています。当時の世相としては、神話的ストーリーの裸婦以外、生々しい裸体画をモロに描くことには抵抗があったようで、ゴヤは描いているときもアトリエに他人を入れず、描いていないときは布でキャンバスを覆っていた神経の使いようだったそうです。

今回オークションで落札した絵画の韓国人画家、裵命鶴さんに伺いたいものです。
キャンバスの汚れと古さから推察して、既に亡くなった方かと思いますが「この絵のモデルは西洋人のようですが、フランスにでもご留学中に描かれたのですか? ゴヤの裸のマハを意識して描かれたのですか?」

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コレクションの絵画からいろいろ想像をしてみることも私の楽しみのひとつです。
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