「錯視芸術の巨匠たち」を読んでいて、またまた出会ってしました「モナ・リザ」。

こちらは、メキシコのアーティスト、オクタビオ・オカンポによる「モナ・リザの椅子」キャンバス 油彩 1988年制作

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この作品は3匹のウサギで占有された椅子でできている。その1匹は黒で(左下)、2匹は白(中央下)である。
椅子の下のクッションには(中央の真ん中)猫が座っており、こちらを見つめている。
椅子には鏡のある背がついていて、最初はモナ・リザの顔のように見えるが、近付いてよく見ると、実際にはふたりの女性、ひとりの男、ひとりの天使でできていて、地平線まで見える。
「モナ・リザの椅子」の作品の背景には、最初はまったく何もないように見えたのに、顔がいろんな形に変容していくような、無意識の心の研究がある。

と解説しているが皆さんいかがでしょうか?

次に紹介するは、日本のグラフィック・アーティスト福田繁雄による「モナ・リザ百微笑展」ポスター 1970年制作 103×73cm

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この作品は中村誠と分担制作した作品100点を展示する同展覧会のポスターである。
一枚の「モナ・リザ」像が、さまざまな写真製版の技術によって、たくさんのグラフィック像に変化させられている。
このポスターはその技術のひとつを使ったものである。