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昨日から手を加え出したアングル作「座るモワテシエ夫人」の模写画完成です。

描き始めてから随分長い日時がかかりました。

サイズはF10号(53cm×45.5cm)

最近手に入れた美術書から、この絵に対しての説明があるので、記しておきます。

「古代ローマの女神ような」と讃えられる威厳と美を備えた銀行家の妻の肖像画。19世紀、フランスの新古典主義のアングルは、13年の歳月を費やし、76歳でこの肖像画を完成させた。

なめらかな仕上げの技法、端正な人物造形、精密な描写力など、ルネッサンス以来の西洋絵画が培ってきた伝統的な手法が、いかんなく発揮されている。