今日お昼に、27日に落札した宮永岳彦画伯の絵が届きました。
実はこの絵を見た瞬間に、もし手に入ったら額縁をもっと豪華な額に変えて展示しようと考えていました。

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届いた作品の木製額縁も悪くわないが、自分のイメージとして今まで目にしてきた宮永作品は、豪華な金縁の大きな額縁に絵が似合う。
自分が今持っている芝田米三画伯の人形の絵の額縁に入れ替えてみました。

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ここで少し宮永岳彦画伯について、1990年2月に松坂屋名古屋店で開催された「宮永岳彦展」で購入した図録から資料写真を撮影しました。

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経歴
  • 1919年2月20日 静岡県磐田郡にて出生。
  • 1931年 名古屋市立工芸学校入学。
  • 1936年 松坂屋名古屋本店入社。
  • 1942年 第29回二科展に初入選。
  • 1946年復員。松坂屋銀座店宣伝部勤務に。
  • 1972年 二紀会理事に就任。
  • 1074年 秦野市功労者表彰受賞。
  • 1979年 日本芸術院賞受賞。
  • 1986年 二紀会理事長就任。 紺綬褒章受章。
  • 1987年4月19日 消化管出血で死去、勲三等瑞宝章受章。
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1974年(昭和49年)宮永岳彦はブラジルの日伯文化協会の依頼で当時の皇太子と皇太子妃(現在の上皇、上皇后陛下)の肖像を描いた。いずれも60号の大作。

私は宮永画伯の作品の中で1971年から1976年に描かれた絵が好きです。
今回入手した「婦人像」も同じモデルを使ったこの年代の作品だと思います。

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1976年からは華麗な舞踏会風の衣装でより華やかな絵画に移ります。

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今回こだわった額縁ですが、宮永絵画の画像を検索していて、私が入手した木製の額縁に入った絵画も2点ほど見つけましたが、やはり金縁の豪華な額縁が似合いそうです。
参考写真としてご覧下さい。

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