雑記帳
何事においても使いこなしてきた右手には本当に感謝しなければなりません。
1年程前から小指の第一関節がヘバーデン結節でしょうか、曲がりだし左手の小指より少し短くなりました。
若い頃に三味線の弓張職人の指がすべて第一関節が私の小指のように関節にこぶのようなもので腫れ曲がった指を見て、職業病だと思ったことを思い出します。
利き手の右指はすべての面で文句も言わず活躍してくれました。字を書く時、絵を描く時、寿司を握ったり巻いたりする時、調理をする時、箸を持つ時、優しく他人をなでる時、握手する時、体の中で一番活躍し、怠けものの左手に嫉妬することもなく、常に私を支えてきたのは右手だった。
体の中で一番感謝しなければならないのは、右手でしょう。
今年になってつくづく思うことは、これからの人生は生かされているていることに感謝し、毎日を大切にありがたく感謝し暮らしていこうと思います。
日本の冬至といえば、かぼちゃとゆず湯! 柚子を入れたお風呂に入るのは風邪をひかないため、かぼちゃが冬至の日の食べ物なのは運盛りの語呂合せ……とはよく知られる由来ですが、家内の国中国では少し異なります。
中国では冬至節と呼び、「冬至は新年(春節)のごとく大切である」といわれ、かつて、皇帝は天壇で天を祭り、庶民は神や祖先を祭った後、一家団欒して宴を楽しみ、冬を祝ったそうです。
家内の出身は浙江省、江蘇省や浙江省の民間では、「冬至は新年のごとし」と言われ、少なくとも2日間は祝うそうです。
冬至の早朝には、もち米の粉で団子を作り、形もまるい「冬至円」に一家団らん、万事円満の願いを込める。そして、節日の食べ物を載せた「冬至の盆」を持って、親戚や友人の家へ出かけ、冬を祝う慣わしで、同時に水餃子を食べるのだそうです。
てなわけで、ご先祖様にお供え、手を合わせてから私もいただきました。