泰西名画模写画とオリジナル絵画、コレクションの作品紹介

10年以上続けてきたヤフーブログから移行してきました。 画家になりたいという、若い頃からの夢をかなえたくて、独学で模写から勉強しています。 また、好きな人物画を主に、有名無名を問わず気に入った絵画収集にも努めています。 他にも日々お出かけの日常などを紹介しています。

2010年10月

日経おとなのOFF

今、ショッピングセンターの本屋で立ち読みしてたら、「日経おとなのOFF}最新号(11月号)に、こんな記事が出てました。

モナ・リザは描かれた当初、こんな絵だった!?

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16世紀にレオナルド・ダ・ヴィンチの手による世界の最高名画のひとつとして誰もが知ってる「モナ・リザ」ですが、最新のコンピューター技術を駆使して、描かれた当初の画像を復元すると、こんなに鮮やかな色彩で、ピンクの頬に染めた若々しいモナ・リザが出現です。

次回の模写の参考にしたいと思います。

「モナ・リザ」模写画

1ヶ月半ぶりのタイトル記事です。

今日は、久しぶりに絵を描く気になり、広々として外光がよく入る食堂へ、イーゼルや油絵の道具を移して4時間ほど描いてました。

狭くて暗く、蛍光灯の明りだけの部屋で描くのと違い、広々とした太陽の光が入る明るい部屋で描く気分はとても良い。

もうすぐ、もうすぐ完成のつもりですが、明るい所で見ると、「あそこもここも、チョイと違う」粗がよく見えて、完成度の高い欲が沸いてきます。

今日の状態は、とりあえずこんな感じです。

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ミーミーラン美術館の美女

またまた登場しました。  ミーミーラン美術館のニューフェイス。。。

と言っても、ここは高級クラブではありませんが、先月からの美女軍に負けず劣らずの美人です。

何と言ってもお品が良いざんす。

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今夜も一人で、無口なホステスさんたちに見守られて、酒でも飲んで幸せな時間が楽しめそうで~~~す。

日高画伯の絵をゲット

兼々、興味ある画家のひとりに日高康志先生がいる。生まれが同年ということもあるが、彼の師匠が私の好きな画家の宮永岳彦画伯であることによる影響が多い。


宮永画伯は、地元松坂屋の宣伝部におられ、数々の絵を百貨店の広告やカレンダーで見かけていましたが、今となってはとても本物の絵を手にできる様な価格では売られていませんので、宮本画伯の影響下で独自の画法を造られた日高先生の絵にスポットを当てました。

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日高康志(ひだかやすし) 略歴

1951年 宮崎県日向市に生まれる。
1969年 大阪市立工芸高校卒業。
     大阪市立美術研究所にデッサン学ぶ。
1973年 上京、宮永岳彦に師事
    (15年間内弟子となる)。

1976年 二紀展初入選(以後毎年入選)。
    二紀展新人選抜展(以後毎年入選)。

1981年 東京二紀賞受賞。
    二紀同人に推挙。

1988年 より毎年個展。
1996年 東京二紀展奨励賞受賞。
2003年 二紀退会。

現在 無所属 日本美術家連盟会員。

こちらの絵も実はYahooのオークションで落札しました。ラッキーな出会いです。

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作品の真贋

骨董品や芸術品の世界では、常にその真作が贋作かが問われる所ですが、実際に物を買って手に入れたうえでは、購入者の責任になることが多いと思う。

少なくとも贋作を見抜けないほどの目利き程度なら、この世界へ足を踏み入れるべきではないだろう。

最近、ミーミーランはオークションに興味があり、日々情報を見ては気になる作品をウオッチリストに入れ、最終落札価格がいくらで落ち着いたか見守っている。

お金が沢山あればいくらでも購入したい作品があるのですが、残念なことに少額の小遣いで落札するには、欲望の中からマイナスの部分をあえて作り、欲望を消し去ることがほとんどです。

ましてやニセモノを掴まさせられたら、モトもコもありません。

おかげて事前資料に時間をかけ、真贋を探る勉強を多くします。これも楽しい時間で、自身の勉強に大いに役立ちます。オークションの世界にも明らかなニセモノが数多くあります。
サインだけまねたもの、画風が少し似ているもの、印刷物を本物油彩と証したものなど。

幸いインターネットのおかげで、得たい資料はほぼ即座に判りますが、時には資料確認のために図書館や美術館の図書を見たり、書店のコーナーで関連書物を立ち読みすることがあります。

そんなひとつを紹介しましょう。

先月手に入れた寺島龍一作の水彩画、絵の雰囲気は間違いないと思っていたが、サインがTerajimaでなくTerasとある。

出品者の信用度として、同じく出品している作品群のレベルをみれば、その真贋の目安にはなりますが、
サインだけは一番の決め手のひとつですから、他の作品か画集で確かめる必要があると思い、愛知県立美術館の図書で調べたが、あいにく「寺島龍一画集」がない。

でも以前住んでいた稲沢図書館で、この画集を見たことがあったので、インターネットで、現在図書館に貸し出しとして在庫があるか確認し、図書館で閲覧し、3枚のコピーを撮ってきました。

このクラスの豪華本になると貸出禁止である。

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なんと定価50,400円もする。

寺島龍一画伯ありし日のアトリエでの写真です。

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入手した作品「くつろぎ」(P10号サイズ)の写真とサイン部分

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画集の中から見つけた作品群と各サイン

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さらに、最新の寺島龍一作品の説明でこのような記事を見つけました。

寺島龍一(てらしま りゅういち、1918年(大正7)~2001(平成13))
栃木県出身。東京美術学校油彩科卒

東京美術学校では、小林萬吾教室に次いで、寺内万次郎に師事。
卒業後1942年には、光風会展にて初入選となり、以降同会に出品・入選を重ねる。

戦後は、46年の第1回日展より連続出品。
光風会展では57年に会員に推挙、65年第51回展会員賞、77年第63回展にて辻永記念賞など受賞。
一方日展では、57年第13回展にて特選、70年第2回展にて菊花賞、79年改組11回展にて会員賞、
92年に改組24回展内閣総理大臣賞を受賞、また97年には前年の日展出品作により
日本芸術院賞を受賞、98年に芸術院会員に就任している。

エキゾティック世界観を持つ女性像を中心とした「アンダルシア」シリーズを展開。

サインは「Teras」

明らかにサインはTerasであると。きっと渡仏時代に付けたお洒落なニックネームなのでしょうか。

リアリズム絵画のブーム

先週紹介した「月刊美術10月号」でも特集で凄腕写実の画家のことが記されていましたが、


今日夜、いつものように夕食後の散歩に自転車で繁華街へ出かけてみました。

帰りにショッピングセンターの本屋で見つけたのが「アートコレクター10月号」

特集に「美しきかなリアリズム絵画」とあり、すぐに手にして買ってきました。

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私は自分でも絵を描きますが、他人の絵をコレクションすることも興味のある一部分です。

いちコレクターとして思うことは、自分に描けない特色のある絵画、物故画家で当然作品数に限りがあり、その画家の爪の垢でも煎じられたらという思いで、入手したくなったり、若手の画家で将来に活躍しそうね新人の絵画に興味があります。

でも、この美術界の世界や骨董品の世界には、入手した作品がいつか高値がつくかもという、欲の世界もあります。

投資で購入する訳でなく、純粋に好きで購入するし、得てからの心豊かになる気持ちの効果度を考えたら、絵を飾って自分だけの満足世界に浸れる幸せ感は言葉になりません。

ただ、このところ現代アートと称して、マンガの様な創作に高値が付き、美術界に旋風がふきましたが、そんなに長続きしないとは睨んでいました。

再びリアリズムに戻るのは、美術の原点を見つめ直すような時代背景があるのかも?

いずれにしても誰にでも解りやすい絵画に焦点が集まることは、喜ばしいことです。
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