今日は朝から「レンピッカの肖像」です。
毎度のことながら、このぬり絵時間が一番楽しい時間です。
とりあえず黒で影の部分や黒服の男性の部分を描いてみました。
このモデルの男性の絵は未完で、左手の部分が完全に描き切れていないです。
何故途中で止めてしまったのか?
モデルの男性と問題でもあって、嫌いになって絵を最後まで描かなかったのではと考えるのは・・・私の推測です。
その後、解ったことですが、この男性彼女の夫だったようです。
1927年制作のこの絵、この時期に夫との不仲な関係から翌年の28年に離婚してたそうですから、何か非常に腹立たしいことがあったのでしょう。
特に指輪をはめてたであろう左手が未完なことに注目です。
一枚の肖像画からこんなことを読み解くのも興味あることです。