先週チョットした用事で、20年ほど前に住んでいた家へ行ったとき、それこそ私が二十歳の頃ですから今から41年前でしょう。

将来画家になる夢を膨らませて購入したミロのヴィーナスの石膏像を見つけ、埃まみれのお宝発見気分で貰ってきました。

長年の経過と手入れされていなかったせいでしょうか、白い石膏が美術教室に置かれた巨大な石膏像のように黒く垢がたまったようにこびり付いている。

最初は消しゴムで擦り綺麗にしていたのですが、どうしてもムラが出来てしまい、「そうだ、お風呂で洗剤をつけて洗ってしまえ」と思いつくき、その晩ヴィーナスと二人でお風呂に入り、美女の身体を流してやりました。

心配した石膏は溶けず、真っ白で綺麗なヴィーナス誕生となったのですが、一日経過して乾いたころ見たら、今度は黄色いシミのような模様があちこちに出来てきた。

「ヴィーナスもお肌年齢には勝てないのかな~」なんて馬鹿なことを考えながら消しゴムで擦ってみたが、結果無駄でした。

イメージ 1


モナリザとヴィーナスのツーショット、わがアトリエならではの光景ですよ。
イメージ 2

そして、その晩思いついたのが、「博多人形のように着色したヴィーナス像も面白いかも」てなわけで、一昨日から油絵具で試みております。

アクリルカラーのほうが着色させやすいでしょうが、色数豊富な油絵具で試みることにしました。

キャンバスに模写するのと違い、彫刻に着色ですから陰影を気にしなくてもいいかもしれませんが、やはり意図的に濃淡を付けたほうが明確のようです。

顔の感じはラファエロの聖母のような、でも少しエロっぽくしてみたい男心が垣間見えるかもね。
今はまだ粗塗り程度ですが、細かく丁寧に仕上げたいと思っています。

イメージ 3