天竜川の上流にある二俣、何故か一度訪れてみたいと思っていた。

今朝、グーグルの地域写真で検索してたら、「秋野不矩美術館」が出てきた。
確かNHKの番組でこの美術館を紹介してたことを思い出し、ここをメインに出かけてみましょうと毎日曜の日課「日曜美術館」を見終わってから出かけました。

秋野不矩(あきのふく)のことはあまり知りませんが、女流の日本画家でこんな方です。


秋野不矩(あきの・ふく)画伯は、明治41(1908)年に磐田郡二俣町城山(現:浜松市天竜区二俣町)に生まれました。

昭和2(1927)年に千葉県の石井林響に師事し、昭和4(1929)年に京都の西山翠嶂塾「青甲社」に入門しました。

28歳の時、昭和11年文展鑑査展で選奨を受賞して以来、常に注目を集めてきました。

戦後間もないころ、新しい日本画を創造することを目的に「創造美術」の結成に参加し、官展時代の作風から脱却した西洋絵画の特質を取り入れた様式で創作活動を続けてきました。

そして、54歳の時にインドの大学へ客員教授として赴任して以来、インドに魅せられ、たびたびインドを訪れ風景や自然、寺院などをモチーフに作品を描きました。

また、インドにとどまらず、ネパール、アフガニスタン、カンボジアさらにはアフリカにも出掛けて創作のアイデアを求めました。平成11年11月には数々の功績が認められ、文化勲章を受章しました。

平成13年10月11日、心不全のため、京都の自宅で逝去されました。93歳でした。

小山の中腹にあり、ご本人がインドに魅かれ何度も訪れていた影響か、泥壁風のイメージが床や壁面に配された土着的なデザインの建物です。

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