入手した高野三三男の作品を見ながら、ビールを飲むミーミーランですが、本来ワインの方がいかしているかも知れませんが、残念なことにいいワインもなければ洒落たグラスもありません。

ところで、高野画伯の作品を見ながら、さかのぼるところ100年位前のセピア色のパリが目に浮かびます。

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エコール・ド・パリと称せられる画家たちがたむろしてたと言われる、カフェ「ラ・ロトンド」へは過って22年前、私も立ち寄ってみました。

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こんなカフェが今のパリにも残っていますが、あの時代画家になるには、パリで修業しなければ大成しないとまで言われ、各国からパリを訪れた画家志望の若者が多くいた。

高野もおそらくその一人であっただろう。

しかし、時代が過ぎ「エコール・ド・パリ」の中で日本人としては藤田嗣治画伯を除いて、他は世界中に名を残した画家はいない。

「藤田嗣治とエコール・ド。パリ」という豪華本の写真集を開けてみたら、高野画伯が藤田画伯ら日本人画家の仲間と一緒に写っている写真がありました。
この本の紹介記事  http://blogs.yahoo.co.jp/atoriemimiran/35840288.html

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後部、右から2人目

さらに、高野画伯の娘さんと一緒の藤田画伯、ここで高野の娘さんが登場することは、一緒に渡仏した岡上りうと当地で結婚していたようだ。

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