今日は、オリンピックフィギュアスケートで真央ちゃんが表彰台に立ったころ、外から「ワッショイ、ワッショイ」と勇ましい掛け声が聞こえてきた。

あいにく今日は朝から本格的な雨模様、でも国府宮のはだか祭は開催されている。このお祭り、時々みぞれだったり、雪がチラホラする悪天候もあるが、これほどの雨天はあまりない。

正式には「神事」で、1200年の古い歴史がある。詳しくは尾張大國霊神社(通称国府宮)おのホームページでお確かめ下さい。  http://www.konomiya.or.jp/main.html
   
ともかく、午後2時半過ぎに出ました。参道入り口付近で見かけたはだか男たちの集団。

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今日は、メインの「神男(しんおとこ)」が最後に納まる儺追殿前の囲いの一番前の席を確保した。
以下の写真は全て、ここから撮影したものです。

各所から集団で厄逃れや祈願を書いた儺追布を竹笹に飾って、拝殿に奉納している光景。

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外人さんから、縁起物の儺追布を頂きました。例年だと留学生や在日の外国人も沢山訪れるのだが、雨のためか今日はあまり見かけない。
儺追布、今年は4布も頂いちゃった。

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さてさて、これからが大変。「神男」が楼外から出て、ここにたどり着くまでかなり長い時間待たされる。雨で体全身ずぶ濡れ、しかも気温が下がりブルブル震えてるはだか男たち。私には裸になるだけの勇気と根性はありません。
ニュースでは、今年のはだか男たち、参加者8000名とのこと。私の幅広傘の前に、「ちょっと入れさせて」と集まってくる。「ワッショイ、ワッショイ」と威勢をかけて頑張っている男たち。


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いよいよ「神男」がガードされながら楼門をくぐってきたのか、はだか男たちの群れの上が、熱い蒸気で曇っている。すざましいエネルギーです。

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裸男達は、神男に触れる事で自分達の厄災を祓うことが出来ると信じ、一斉に神男に殺到します。
神男が、はだかの群集に揉まれ触れられ人々の厄災を一身に受けて儺追殿に納まった後、神事が終了致します。

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