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今日昼に、中山忠彦の「永遠の女神展」を観に行ってきました。

平日だから空いていると思ったが、以外にも結構観覧者が多くいた。

いつものことで、僕は展覧会場での人混みが大嫌いだ。

いつものことながら人の見ていない場所へと移動しながら観てまわる。

白日会、日展の出品作品が年代ごとに随分沢山展示してあり、過っての日展で観た印象的な絵にたびたび出くわす。

初期のころはやはり師匠の伊藤清永の画風が色濃く残っていたが、僕は今の気品漂うあっさりしたようで、緻密かつ正確な描写の小品が好きです。

いつだったかNНK教育テレビの新日曜美術館に中山さんとモデルの奥さんが映った時
「アレ、絵の方は随分若く描いてるナー。」と僕が言ったら、家内が「これでなくてはダメよ。」
「女性は本物より少しでも若く、しわ、しみ等無くして少しきれい目に描かなければいけないよ。」と言う。

「なるほど、それで以前僕が描いた絵を見て、不機嫌だったのか。」
「僕はあるがままにしわ、しみもリアルに描きたい方。何で描く上で、高須クリニックをしなきゃいけないの。」

二人の話は平行線。こんなことを思い出しながら、鑑賞を楽しんでまいりました。